関西のつり

釣り雑誌にも全国紙的な物から各地のご当地の釣りを紹介する
地方紙があり、関西にも古くからある地方紙の釣り雑誌が有ります。

過去は「週刊釣りサンデー」
昔、釣りクラブに属していた頃はクラブの顧問と
釣りサンデーの小西会長と中が良く幾度かお会いした事も
あり、釣りサンデーが放映した釣り番組にも取材で出させて
頂きました。

また、もう一つの老舗が昭和39年から創刊されている月刊誌
「関西のつり」私が生まれる前から発売されており
うちの親父も愛読者でした。
子供の頃から我が家の書棚には毎月「関西のつり」が並べられて
いました。

その頃は近所の川釣りがメインで、紙面で紹介される
未知の釣り。
沖磯や渓流魚、小鮎釣り。
など、写真付きで紹介される釣り場や釣り方に引き込まれるように
紙面を食い入って見ていました。

中学生に入る前頃からはバス釣りの記事も紹介されて
当時、郵便局員だった下野さんのバス釣りの記事。

当時、関西方面ではメッカだった東播へ電車でバス釣り
通った物です。

それから定期購読こそしていませんでしたが、関西の釣りは
面白い記事を見ては購入していました。

2011年「タナゴつり」で連載を始めたシンちゃんから
まーちゃん、ファミリー向けの面白い記事を書く人探してるみたいだけど
書いてみない!?

そんなお誘いから始まった「関西のつり」への執筆。

今まで愛読者だった者が紙面を作りに協力させて頂く事となり
一つのライフワークにもなっていました。

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ほぼ毎月のように連載させて頂き約5年その記事依頼もA4バインダーに
挟み切れない数となっています。

毎年 特集記事の取材を兼ねての依頼も頂き
2年前の夏には表紙に私ら親子を出させても頂きました。


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とても思い出になる取材でした。

昨年の秋頃、常に連絡を頂いていた担当者から
一本のメールが届きました。

会社を退社するとの。。。。。
何故かは教えて頂けなかったのですがその意味が
解ったのは今年に入ってすぐ頃でした。


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松井社長よりのお手紙の内容は、来月10日発売の5月号をもって
「関西のつり」そして「ソルトウォーターマガジン」の休刊を
行うとのお知らせでした。

創刊号から50年以上続く月刊誌の休刊。
そして、フラッシュバックのように子供の頃から
見ていた紙面の思い出が流れます。

確かに今は釣り情報と言っても、パソコンやスマホで簡単に
リアルタイムの情報が入り。

釣り方も動画サイトで確認できる。

これも時代の流れなのでしょうが悲しいです。

ネット上の情報がどれだけ正しいかは解りませんが
紙面を発売するにあたり、その情報の確かさは確実なのですが
執筆から発売までの時期ズレ、そして関西方面でいうと釣り禁止場所
※神戸方面は釣り公園を除き基本的に釣り場の紹介が出来ない。
等の制約が有ります。

こういった情報誌も今の時代からすると必要とされなくなって
来るのでしょうか?

また何かの形でお手伝いが出来ればと願いながら
昔からの愛読者でもあり寂しい限りです。