彼岸花
10月1日 昨日の雨も止み朝から秋を感じる日差しが降り注いでおります。
今朝は、次男を連れて散髪に行き、お昼頃からのんびりと京都を目指しました。
季節はキッチリと秋になり、釣場の周辺は彼岸花に覆われております。
ついこの間まで暑い暑いと言ってたのにね！
本日はタナゴ竿以外にも、ヘビーロッド数本を車に積んで来ておりまして。。。。
次男到着直ぐに、車のロッドフォルダーからナマズ用のタックル降ろして
川幅の広がった場所へバズベイトを通しております。
暫く見てましたけど前回より水位も下がり、ナマズの雰囲気は薄そう。。。。。
一回だけ水草付近でバイトは有りましたよ！
必死でナマズ狙いをしている次男とは別に、チョットタナゴ竿を出してみる事に！
少し上流に行くと、既に先行者が・・・・・・
狭い川幅なのですが少々長めの竿でピンポンウキを付けて竿を出されてますよ！
タナゴを狙っているとは思うのですが、竿を置いたと思ったら
足元のロープを手繰っております。。。。。。
先っちょには、セル瓶が・・・・・・
それほど魚は入っている様子は無いのですが、良く見ると
足元だけでは無く、広い範囲でロープが入ってますよ
少し離れたポイントに入り様子見てましたら、次から次へとセル瓶を引き上げて
バケツに移しております。。。。。
流石にカネヒラは入らないと思いますけど、小さなヤリとアブラボテそれと
殆どがハヤの子供と思われます。
収容したバケツから、ハヤだけを金魚網で掬って、川へ戻している様子。。。。。
車も普通車でトリコには見えないので、自宅に持ち帰って飼うんだろうとは
思いますけどねぇ～
竿で狙っている場所も、かなりポイントを外しいる感じで多分針も大きいのか
釣り上げている所は見えず。。。。。
まあ～ 気にせずに少し距離を置いて竿を出してみる事に。。。。。
足元の流れが反転する場所へ浮木を流すと、直ぐにウキがスッーと入り
アブラボテが釣れてきます。
その後も、ヤリ、カネヒラと釣れて来ます。
水の濁りは有り、川底の様子は見えないんですけど！
短竿で足元付近のウキを凝視し、しばし釣っていると対岸から
子供達の声が・・・・・
「おっちゃん 何を釣ってるの！？」
えっ！ あのね ちっちゃい魚を釣ってるんやでぇ～
「うそぉ～ 釣れるの？ 見せて～」
小学校4年生位の男の子と、小学校低学年位の女の子二人が私の
そばに駆け寄って来ましたよ！
「どんなん釣れるん！！？」
そう問いかけられている間に、綺麗な婚姻色の出たカネヒラが・・・・・
「うわぁ～ 綺麗！！！！」
3人の子供達、魚の綺麗さに驚いています。
「凄いねぇ～ バケツの魚も今釣った魚？？」
そうやでぇ～
しばし、私の釣りを見てましたよ！
3人の子供達、男の子が長男で、妹と親戚の子供のようです。。。。
「おっちゃん うまいなぁ～」
えっ！ 何が？
「だって、ぼんぼん釣ってるやん！」
そうか！？ 結構簡単やでぇ～
「そやけど、 あのおっちゃん さっきから見てるけど下手やでぇ～ 一匹も釣って無いもん！！」
ふと、目をやると先ほどのセル瓶のおじさん、こちらが釣れると思い 近くにやって来て
竿を出しておりました。
流石に、恐れを知らない子供です。
思った事を躊躇無く、大きな声で発しますよ
流石にセル瓶おじさん 場が悪そうで 元の場所へ引き返して行きました。。。。。
・・・・・心の中で、何故かスッートした感じが。。。。。。
しばし見ていた お兄ちゃんタナゴのアタリがどれか、解って来たみたいで
「今、ウキが動いたの解った～！」
「僕も、お父さんがバス釣り好きで、バスとか大きい魚は釣った事あるんやけど
こんな場所でも魚つれるんやねぇ～」
そうか！バス釣りも面白いもんなぁ～ でも、ちっこい魚を小さい道具で釣るのも
面白いんやでぇ～
男の子の目は、明らかに竿を持たして欲しそうです。。。。。
そろそろやらして あげようかと思ったタイミングで、妹が・・・・・・
「お兄ちゃん おっちゃんに竿持たして貰ったら～！」
恐るべき妹 兄貴の様子を敏感に感じ取りドンピシャのタイミングで切り出しましたよ！
兄貴はと言うと、妹の突っ込みで、バツが悪いのか照れていますけど
ハイ！ 竿変わったるから、やって見て！！
竿を手渡すと、嬉しそうにしてました。
この足元のおっちゃんが釣ってた場所にウキを流すんやで！
このお兄ちゃん、結構筋が良いのか、流れと反転流が分かれる付近に
ビシャリとウキを入れます。
そして、直ぐにアタリが有り、綺麗なアブラボテが。。。。。
子供達3人おおはしゃぎですよ
兄貴が釣れると今度は妹も俄然釣りたくなったのか
「交代してぇ～！！」
次は妹が竿を持ち、「ここに流しや！ 兄ちゃん見たいに！」
今、糸に付いている赤い粒粒が横にスーット動いたやろ！ あれも魚が咥えてるから
竿を合わしや！
もう一度、針に黄身練りを付けて、妹に竿を持たせると、ビシャリと糸ウキの揺れを
見抜きヤリタナゴを釣りましたよ！
次は、親戚の女の子、少々 この子は釣をするのは初めてのようで
竿を張りすぎて、ウキが水面から飛び出しております。
横で竿を押さえつつ、アタリを待ちます。
そして、この子には、婚姻色のでたカネヒラが。。。。。。
子供達、興奮冷めやらず、順繰りに兄貴から、妹、親戚と 一匹毎に
三順しましたよ！
兄貴も、妹も釣れたタナゴをしげしげと見てますよ！
兄貴が、「この魚水槽に入れたら綺麗やろーなぁ～」
綺麗でぇ～、水槽で飼うか！？
家には水槽があり、時々、買って来た魚を入れるらしいのですが
直ぐに死なしてしまうとの事。
この魚も丈夫やから、余り餌を入れすぎずに、ちょくちょく水換えしたら
長生きするでぇ～！
「でも、持って帰ったらお母さんに捨てといで！！ って言われるやろなぁ～？」
そこで、ちゃっかり者の妹がすかさず。「兄ちゃん 持って帰ってしもたら文句言われへんで！」
さすがに女の子 先を読んでおります。。。。。恐るべし。。。
この兄弟達、同じ京都府から、おばあーちゃんの家に遊びに来ているとの事
そうこうしていると、おばーちゃん 軽トラックで目の前の道を通って行きました。
そろそろ おっちゃんも違う場所に行くから、魚持って帰るんやったら
袋か何かに入れたろか！？
と言う事で、3人の子供達を引き連れ、車にコンビニ袋を取りに。。。。。
途中で次男が、「お父さん 偉い人気者やんか！？」
そうやろう、エライ懐いてしもてなぁ～！
袋に入れた10匹程度のタナゴ達を嬉しそうにおばあちゃんの待つ車の方へ
道具を片付け、移動途中に先ほどの子供達とおじいちゃん、おばあちゃんらに
出くわしました。
地元のおばあちゃん、「エライ、孫達世話になってスミマセン、 気を付けて帰ってね！」
日に焼けた、おじいさんもニコリと笑って頭を下げておられました。
何か気持ちよい釣りをした感じですよ！
心の中で、小さな釣人が誕生した事と、その釣人が大きく成長してその子供が同じように
この川で遊べる日まで、おばあさん達にも、この地と自然を残してあげて下さいと
思いました。
あっそうそう。
子供達に竿を取られて自分の釣りして無かったっけ！
それと、餌付けと魚外して、写真も風景画も撮るの忘れてた！！
場所を変えて、のんびり腰を下ろして釣れる場所へ・・・・・
ここにも彼岸花は咲いております。
車でお菓子を食べ終わった嫁も、ゴソゴソと降りてきて、ヤリタナゴをポツポツ釣っております。
足元には「オオイヌフグリ？？」の花が咲き
田んぼの稲もたわわに実っておりますよ！
それに、竿を引き込むサイズのヤリも結構釣れて。。。。
楽しい一日でしたよ！
明日は、次男午後から中間テスト前の4時間にわたる塾での勉強がありますんで
多分、午前中だけ息抜きに近所へ連れていけ！！
って言われそうです。
明日は、近所でタイバラ？カネヒラ？かな・・・・・
明日はどんな楽しみが待っているんだろう～
