魚との出会いⅤ

このところフィールドに出掛けられていません。
本日も、朝から雨。。。。。
 
夕方からは次男も試験前の詰め込みで塾通い。。。。
親父は一人、ブログチェックする程度です。。。
 
そんな訳で釣りネタも無く、引き続き(魚との出会い)で
昔話のお付き合いをして頂ければと。。。。。。
 
 
 
中学生になった「まーちゃん少年」は一年もたたず、親父の一存で
引越しを迫られました。
決して夜逃げでは無いですよ!!!
 
団地住まいだった、我家は親父の一念発起で小さな自宅購入!
親父と、母は楽しさ一杯でした。
 
でもね!・・・・・ 私としては小学校からの友達とも離れ
見知らぬ土地に「転校生」として入る不安に駆られる思いでした。
引越しで遠い地と言っても、同じ市内なんですけど
結構端っこから端っこなんで距離はあります。
 
そんな「まーちゃん少年」が唯一の引越ししても良いと思った
事が、引越し先の自宅の横が神社で、池が有ったんですよ!
しかも、山から注ぎ込む綺麗な水の池でして、魚がタップリ
泳いでいました。
 
でもね、ちょうど引越先の場所はのどかな田園地帯だったのも
一年経たず、新興住宅地でどんどん池を埋め、田んぼ埋めて
釣場も無くなってしまったんですけどね。
 
ようやく学校でも転校生として慣れ始め、仲間も増えて来た頃
釣好きな友達も増えましたよ!
 
そんな友達との会話の中で、ブラックバスの話しが出て来ました。
魚の名前としては知っていましたが本物を見た事も無く
まして何処で釣れるかも知らない状態でした。
雑誌で見た情報では兵庫県の付近とだけは認識してましたけど。
 
丁度そんな時期、第一次バスブームが到来しました。
 
 
学校でも金持ちの御曹司アブのアンバサダーを手に入れ
フェンウィックの竿をひけらかしたりしてました。
 
当然、まーちゃん少年そんなお金無し。。。。
 
お年玉を為たお金で、ミリオネア(ダイワの初期版)スピードスティックを
親戚のおじさんに買って貰えたのが精一杯でした。
 
でもね!
 
道具は買ったけど、まだ バスを見て無いんですよ!
 
言っても近所の釣具屋ではまだ、スプーンにスピナー程度が有るくらいで
ルアーショップなる物は近所には有りませんでした。
 
ところがその、御曹司の息子 良く知っており (イメージとしてはドラえもんのすね夫なんですけど)
茨木市駅近くにルアー用品が充実した「西田釣具店」が有るとの情報を
くれました。
当時、御曹司の息子は自家用車で休みの日に親父に送って貰っていたみたいですけど
キチキチの生活で自宅購入した我家の暮らしは「その当時でも珍しく自家用車無し」
何処に行くにも、ボロボロの自転車が頼りでしたね!(のび太だったら どこでもドアを出して貰ったのに)
ですんで、結構自転車で遠出は苦になりませんでしたよ!
 
 
淀川を超え、当時、牛島、香川が活躍していた浪速商業の横を通り
釣具屋に毎週と言うか、学校が早く終わった日は必ず行っていたような。。。。。
 
その西田釣具店 まーちゃん少年にとって、夢のようなショップでした。
それこそ、色とりどりのハードルアーがショーケースに飾られ。
ワームも近所で手に入ったジェーリーワーム以外の沢山のワーム類があり
それとね!当時は当たり前だったんですけど、ワーム類はパッケージから出して
一本売りが当たり前だったんですよ!
一本 ¥100程度だったかと!!??
 
因みに、すね夫はパッケージ買いしていやがったんですけどね!
 
それでも、西田釣具店に行くたびにワーム一本、ルアー一個買えるのが
なによりの楽しみでしたねぇ~
 
そんな常連の中学生でしたけど、愛想の良い店長と、当時 世良の兄貴と呼んでいた
店員が居ました。
その当時 一世風靡した「あんたのバラード」のあの世良正則そっくりの店員で
特技がトイレで大の方を済ませた後、ティッシュ一枚で完了させる技を持った
人でした。。。。って実際見たこと無いですけどね!
 
そんな店長も、休みの日にはマイカーを出して、参加費集め僕ら中学生を
当時メッカだった東播の野池に連れて行ってくれました。
 
夢のような日々でしたね!
 
車でしかも、クーラーの効いた車内で、 夢のポイントを点々と廻る
こんな楽しい時間は無かったですもんねぇ~
 
それまでは、電車を乗り継ぎ、一日数本のローカル線で駅から池まで
徒歩!!
夏の炎天下 当時ペットボトルなんて気の効いた物なんて無く
重たい水筒を首から提げて、一日疲れて帰って来てましたもんね!
まあ、それも楽しい思い出だったんですけど。
 
その当時は東播の野池群の中でもメジャーは東条湖、そこから流れる
東条川沿いの池には結構な数のバスが増えていましたが。
 
今のJBの前身にあたる、協会のトップ5はこの周辺のしかも
今目の前に広がる 南池付近でした。
 
以外と小さな池だったんですけど、雰囲気の有る池でしたよ!
 
その時には30センチ程度のバスを数匹釣った程度でしたけど
当時は30センチ以上をランカーバって言ってて、50UPはトップサイズですもんね!
 
その後も丁度夏休み頃で、店長に毎週のように連れて行ってもらいましたよ!
何時の頃か、突然店を閉めてしまったんですけど
あの店長も世良の兄貴も如何しているんだろう。。。。。
 
その後は、近所で僅かなバスポイントで遊んだりしてましたけど
違う釣りや、海にも興味が出だして自分が車の免許を取るまでは
一時期バス釣りを離れて行ってしまいました
 
その後、数年した頃に、琵琶湖でバスが釣れだしていると
情報を得る頃には、自分が運転して出掛けれる時でしたよ!
 
ここからの話はまた、別の機会にしたいと思います。
 
長々と書いてしまいましたが、バス釣りとの出会いでした。