恩師を偲んで・・・!

私がまだ職場に勤めだしとっても若かった頃
一人の、憧れる上司が居てました。
 
その人は、背も高く、ついでに横幅も広く関取と間違われる上司だったのですが
温厚で思いやりがあり、仕事も出来 皆から好かれ誰一人 キライな人が居ない
「おおらか」と言う言葉がピッタリの上司でした。
 
丁度、それから10年が経ち、私自身今の職場が本当に自分に有っているんだろうか?
変わるならば今のタイミングなのではと悩んでいた時も、内勤から外勤の仕事を
薦められ今の私が有ると思います。
 
また、この人はとっても釣好きで「実際には釣キチ」がピッタリの言葉かも知れません。
 
会社では上司なのですが、個人的に付き合い頂き、そんな「おおらか」だった人ですから
毎週、金曜日に帰宅後、その上司の家に迎えに行き。
 
日本海、和歌山と狂ったように磯釣りに出掛けていました。
 
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その上司が昔から入会している、クラブにも入部し、益々磯釣りに嵌っていったのは
言うまでも有りませんがね!
 
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大阪府磯釣連合会加盟のクラブだったので、頻繁に合同の大会などもあり
楽しい日々でした。
 
その後、子供が産まれ夜討ち朝駆けの釣りがし難くなり、磯釣りから足は
離れていったんですけど、上司とは暇を見つけては釣りに出掛けてました。
 
その後、時が流れその上司も定年退職を迎える日が。。。。。。
 
悲しい気持ちと言うより、付き合いが長かったので、「○○さん これから何時でも釣りが出来ますね!」
それが退社される時の私の言葉でした。
 
その後は退職された物の、多い人脈と、仕事の質を買われて、今の会社の親会社から
非常勤で来て欲しいとの話もあり、ちょくちょく仕事場でも顔を合わしていたんですが
今年は会社移転もあり、今年の初めに逢ったのが最後でした。
 
そして、昨夜退職者のOB会から訃報が入りました。
 
今年の夏に、体調不良で亡くなられていた事が!!
「あの、大柄の何時も元気な・・・・・・」言葉を失いました。。。。
 
そして今日、自宅を訪ねて遺影に挨拶をして来ました。
奥さんとも良くして頂いていたんですが、本人が最後まで決して家族以外に
漏らしてはいけないと伝えていたそうです。
 
多分、人脈の多い人だったので、気遣いをされていたんだと思います。
 
私には、素敵ね先輩、上司は他にもいたかも知れませんが、心の底から
師匠と思える人はこの人以外は居ませんでした。
 
それは多分今後も現れないと思うほど、大きな人でした。
 
今度は、私がそんな貴方の様な人になりたいと思います。
 
今まで、本当に有難う御座いました。
 
いつまでも、心中で一緒に釣りをさせて貰っていると思います。