魚との出逢い11・・・・アユ♪

子供の頃から釣りは大好きで年がら年中釣りをしてました。
無論、小学生頃は近場の河川での川魚中心でして。
 
その中でも、祖父が川魚食べるの好きでしたので、色々な魚種を
食べさせられた記憶が有ります。。。。
 
記憶の中では、「コレは美味しい!!」と思った物が乏しいんですよ!
川魚って何で、ハラワタ以外の身にも苦味が乗るんでしょうねぇ~!
 
でも、唯一川魚で「大好物」と言えるのが アユでした。
 
アユの香りは夏の思い出と、スイカの匂いが混在した
不思議な香りで、ハラワタの苦味も耐えられない味では無く
身は他に類を見ない香ばしい美味しさが口いっぱいに広がります。
 
そんなアユですが、近所の川では流石に見かける事が無く。。。。(実際には居たのかも知れませんが?)
電車やバスを乗りついて、清流と呼ばれる場所でしか釣れない魚だと思ってました。
 
ところが、小学生の卒業を迎える頃に、とある記事を目にしたのです。
 
それは、岳洋社から発売されている「関西のつり」でして
今はお世話になっている「関西のつり」ですが考えてみると当時から
ある雑誌だったんですよね!
 
そこには、「彦根でコアユ釣り♪」
アユのイメージを一新する記事と写真でした。
 
あの、清流を泳ぎ、毛ばりか友釣りでしか釣れないアユが
琵琶湖の彦根港の波止から、簡単にオランダ針で鈴なりに釣れる!!!!!
 
写真ではパット見て アユに見えない小さな魚だったのですが、口元は確かにアユ!!
 
居ても立っても居られずに翌週に電車を乗り継ぎ出掛けましたよ!
 
 
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昨年釣った稚アユですが、当時もこんなサイズが記載されていたかと。。。。。
 
 
ところが、現地に行くと釣人は居れどもアユの様子は何処へやら。。。。
納竿間近に、数匹のコアユが掛かった程度でした。
 
でも、小さなアユ!!
手に取り、鼻へ近付けると確かに「スイカの匂いが。。。。」
 
数匹のアユでしたが感動でしたね!
 
その後時間が経過し、年を重ねるごとに自転車から、バイクへバイクから車へと
行動範囲も広がり、釣りも多種目にわたり広がって行きました。
 
その一匹のアユを釣ってから数十年!!
車で移動し、ボートで琵琶湖のバス釣りに狂っていた頃
湖面を群れなすアユを発見したんです。
 
当時は湖北しか居てないと思ってましたけど南湖でも沢山のコアユが
居る事を知りました。
 
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琵琶湖では、一年魚のアユも、遡上せず湖岸で産卵し繁殖するコアユと言われる
成魚でも10センチ程度のコアユたち、一方 遡上して普通の成長と産卵行動を起こす
アユ!!
 
同じ湖からでも不思議です。
 
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一方、琵琶湖だけでは無く、海からも遡上する為に稚アユは川を求めて
集まります。
それまでに、日本海側などの波止場にはオランダ針で沢山釣れる海産のアユ達!
 
味は、海産の方が美味しい感じはするんですけどね!
 
 
そんな、アユ達 丁度今からが各漁港や琵琶湖の湖岸で釣れだす時期です。
毎年、春を告げるように集まるコアユ!!
 
もし、釣りをされる事が有れば、コアユを手にとって、香りを感じてください。
 
あの、夏の匂い、スイカの香りが春から初夏への気分に変えてくれますので~